社会への取り組み

社会への取り組み

入居者の満足度向上が、物件収支の安定及び向上につながるものと考えており、以下のような取組みを実施しています。

入居者の満足度向上

1. 入居者アンケートの実施

「レジディア」物件入居者を対象に、レジディアブランドに対する満足度・要望度調査を定期的(約3年に一度)に実施しています。

回数
(回)
実施時

①回答者数
(人)

②アンケート
対象者数
(人)

回答率
(%)
(①/②)
③総賃貸可能
入居者数
(人)
アンケート
カバー率
(%)
(②/③)
1 2014年4~7月 3,106 14,155 21.9% 19,078 74.2%
2 2017年9~11月 3,945 16,445 24.0% 20,842 79.0%
3 2020年4~6月 7,705 18,000 42.8% 21,322 74.2%
4 2023年5~6月 5,533 18,821 29.4% 21,836 86.2%

特に立地面や共有部の管理に対して、高い評価を頂きました。

2. 入居者サービス*の展開

入居者向けに各種サービスを提供する専用サポートデスク「レジディアカスタマーサポート」の設置のほか、「レジディア」マンションシリーズ間での住替えにおける割引制度「ムービングスタイル」の導入等、各種入居者向けサービスを展開し、顧客満足度の向上、テナントのリテンション向上につなげています。

* 詳細はレジディアリーシングサイトをご覧ください。

3. 防災マップの設置及び防災グッズの配布

2024年1月末時点において100%の物件(283物件)にて、共用部に災害時の避難場所を明示することで、災害時における安全確保の支援とともに、防災意識の醸成を図っています。
また、一部の「レジディア」物件において、希望者向けに、防災関連用品を無償で提供しています。

防災マップ設置例

防災グッズ配布例

4. シェアスペース等への改修

多様な生活様式への対応のため、以下2物件の共用部を改修し、テナントに対しシェアスペースとして提供しています。
 レジディア蒲田(使用されていなかった集会室をシェアスペースに改修)
 レジディア中野富士見台(共用室をワーキングスペースに改修)

地域社会への貢献

一部物件において、近隣住民も利用可能なAEDや、小児がん施設への寄付型自動販売機を設置しています(2024年1月末時点 AED:63台 寄付型自動販売機:21台)。

大学生対抗IRプレゼンコンテストへの協賛

2019年2月に開催された学生投資連合(以下、USICといいます。)主催の「第3回 大学生対抗IRプレゼンコンテスト」に参加及び協賛致しました。同コンテストでは、USICに所属する大学の各投資サークル13チームが、上場企業12社とペアを組み、対象企業の担当者や経営者への取材や資料研究を通して、投資家目線で評価し、プレゼンテーションを競い合いました。

ADRをプレゼンテーションした國學院大學(チーム名:KISHU)の学生の皆さんが、見事優勝しました。これは、同チームが①J-REITという特殊な業界構造を分かり易く説明したこと②学生独自の目線で分析を行ったことが高く評価されたことによるものです。

人権方針、ダイバーシティ推進

IRMは、自らの事業活動に関わる全ての人々の人権を尊重する責任を果たすために、2021年2月に「人権方針(人権ポリシー)」を策定いたしました。世界人権宣言などの、人権に関する国際規範を支持し、人権尊重を促進する取組を推進してまいります。
また、IRMは、ダイバーシティの推進に向け、女性活躍を支援するためのポジティブアクション施策を実施しています。

人材戦略

本投資法人の安定的・継続的な成長を支えるのは「人材」であると考え、IRMでは人材価値の最大化・全体最適を目指し、人材戦略を推進しています。

具体的には、各役職の社員が備えるべき視点やテクニカルスキル・ヒューマンスキル等の要件を定めた人事評価制度を構築し、優秀な人材の採用・育成・活用・登用を行っています。また、従業員一人ひとりの能力発揮、キャリア形成のために、キャリア申告制度を設け、最適な配置を行っています。

*本投資法人は、執行役員及び監督役員からなる役員会を有しますが、投資信託及び投資法人に関する法律により、従業員の雇用が禁止されております。それに伴い、資産運用や保管・事務等の業務を外部委託しています。

福利厚生・ワークライフバランス・健康経営

IRMでは、社員のワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の充実に向け、福利厚生制度の充実や、社員のライフステージや社会との関わり方に合った多様な働き方の実現に向けた制度の導入を行っております。

【例】
・在宅勤務制度・フレックスタイム制度
・時間単位有給制度
・育児休業制度や時短勤務制度(仕事と子育ての両立をサポート)
・介護休業制度
・ボランティア・地域貢献活動や育児支援、定期健康診断やその結果説明等の際に取得できる特別休暇制度

また、IRMの従業員ならびにその家族の心身の健康保持・増進を図るための取組みを推進する健康経営を実践しています。
詳しくは以下リンクをご覧ください。

人材戦略に係る主要データ

IRMの社員構成や働き方、制度の利用実績等について、詳しくは以下リンクをご覧ください。